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プロ三年目を迎えたサイドスロー左腕。今期はルーキーイヤーを彷彿させるような「左キラー」ぶりを発揮。左打者が続く回の頭や、ワンポイントまで、対左のスペシャリストとしてチームに貢献した。
来シーズンのさらなる飛躍に向けて必要なのは対右打者への力。左打者を抑えて好調をアピールできても、競った場面で右打者に打たれまくっていては全幅の信頼を得られない。
オフとキャンプではシンカーやフォークなど様々な球種を試して、ニューフォルムを作り上げる。
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複数ポジションを守れるユーティリティープレイヤーだが、今季はそのユーティリティー性により一層磨きをかけた。
シーズン開幕前の春期キャンプにて、武藤新監督の提案により右打ちから両打ちに転向。シーズン開幕後はポジション争いのためスタメン出場も増加し、左右の打席で必死にアピール。最終的に内野のスタメンには2年目の小野や、ベテランの桐生がつくことになったが、全143試合のうち半分以上の76試合に出場。一軍の戦力としてその地位を確立したと言える。
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豊富なスタミナを活かして、昨年は中継ぎから先発に転向したタフネス右腕だが、今季はもう一度中継ぎに再配置転換。ビハインドの場面や、敗戦処理、ロングリリーフなど多種多様な場面で投げ、41登板を記録し、防御率は5点代とお世辞にも良いとは言えないが、チームにとっては便利な中継ぎとして重宝された。
来季については「打席に立ちたいので、先発でやりたいですね」と高橋は語る。高校時代から得意の打撃にはやはりこだわりがあるようだ。
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背番号を7から36に変更して挑んだ覚悟のシーズンだった。
レギュラー時代の輝きを取り戻すためにオフから打撃に向き合い、シーズンに挑戦。結果的にレギュラー再奪取とはいかなかったが、昨年から出場試合を増やし、満塁の場面で2度タイムリーを放つなど、プチ復活と言えるような活躍をみせた。
来年は31歳になる。まだ31歳という気持ちで若い選手と切磋琢磨する。
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プロ5年目にして35試合に登板した若きエース候補。
起用法は敗戦処理で、楽な場面を中心ではあったが、大卒1年目の投手と考えれば悪くないだろう。シーズンの終盤には2試合先発として登板。打席では、プロ初安打となる本塁打を放つなど、野球センスは光るものがある。
来季に向けては、「先発、中継ぎにこだわり無く、起用された場所で1軍、スタメンになれればと思っています」と謙虚に回答。
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期待の若手捕手が新監督に抜擢された。
元々「キャッチャーとしての適正、能力が高い」と評されていた守備型の選手だったが、打撃に難があり一軍出場がほぼ無かった。しかし、新監督の「次世代の正捕手を育てる」という方針により山本との併用が開始。打撃面はやはりと言うべきか、一軍の壁に跳ね返されたが、守備の特に送球面はプロでもトップクラスのスピードと正確性を持っており、能力の高さを証明した。
来季は現在の併用体制から一人立ち、正捕手の座を目指して攻守にレベルアップを目指す。
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今年は登録名を変更してシーズンに臨んだ。
憧れのイチローのような選手を目指してまずは登録名を変えたが、打撃力の改善はならなかった。しかし、今年は俊足を活かして代走の切り札として活躍。盗塁企画は16で成功15、失敗はわずか1の成功率.938と長所を最大限発揮した。
これまで課題の一つであった守備面も、捕球の安定感が向上し進歩を見せた。
しかし、このままスーパーサブで終わるつもりはない。打撃を磨いてもう一度外野のレギュラーを獲る。
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